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2015年9月30日
戦没者の方の慰霊
先日、鹿児島県の知覧にある特攻平和会館に行って来ました。ご存知の方も多いと思いますが、知覧は特攻隊の出撃基地で沖縄に向け約400機の特攻機を出撃させた場所です。平和会館には、特攻隊の方たちの御遺書が沢山保管されています。読んでいくうちに気がつきましたが、御遺書の宛名のほとんどは母親に向けたものでした。兄弟に向けたものもありましたが父親に向けたものは少なかったです。なぜか?と考えましたがそれは、彼等は若かったからでしょう。ほとんどは20代、最低年齢は17歳1ヶ月です。学生も沢山いました。まだまだ成長期の若者が日本の為、天皇陛下の為と言い、この地を飛び立っていったのです。今回知覧に来る前は日本軍は何故、こんな無茶な事をしたのだ?と疑問に思うだけでしたが今は違います。今の平和は彼等のお陰である。この平和を維持するのが我々の義務である。と、感謝の気持ちが前に出るようになりました。一度自分の足で行って頂きたいと思います。